借金減額診断とは?利用時のデメリットとシミュレーションの仕組みを解説
「自分の借金は法的手続によってどのくらい減らせるのか知りたい」
「ネットで借金減額診断ができるらしいけど、デメリットはないのか心配で使えない」
毎月の返済を続けてもなかなか減らない借金にお困りの方も多いのではないでしょうか。
そんな方はインターネット上で手軽に使える借金減額診断を受けてみることをおすすめします。
本記事では、借金減額診断のデメリット・メリットと診断の仕組み、実際に減額手続をする際は弁護士に依頼すべき理由についてご紹介します。
1.借金減額診断をするときのデメリットとは?メリットも解説
借金減額診断とは、ネット上にあるツールを使って今ある借金をどのくらい減らせるのかシミュレーションを行うことです。
診断に必要な情報を入力すればいつでも結果が確認できますし、多くの場合利用料はかかりません。
でもそんな便利なものが無料で使えるなんて、何か裏があるのではないかと考える方も少なくないはずです。
ここからは借金減額診断を受けたときのデメリットとメリットをご紹介します。
(1)借金減額診断のデメリット
借金減額診断のデメリットは以下の3つです。
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ここからは上記3点について詳細をまとめておりますので、気になる方はチェックしてください。
#1:診断の結果と実際に減額できる金額が異なる場合もある
借金減額診断の結果はあくまで目安であるため、実際に弁護士に依頼した際に減らせる金額とは異なる可能性が大いにあります。
判断に必要な情報を詳しく確認しているわけではなく、入力された情報をもとに機械的にシミュレーションしているからです。
自分で診断した金額と、弁護士に相談したときの金額が違ったとしても、仕方ないことなので弁護士の指示に従いましょう。
#2:シミュレーションをしても必ず借金減額ができるわけではない
借金減額診断をして借金を減らせるという結果が出たとしても、本当に借金の減額ができると確約されたわけではありません。
しっかりと情報を入力しているつもりでも、入力が間違っていたり、弁護士が調査した際に追加の情報が加わる可能性があるからです。
借金減額診断で借金を減らせると判断されても、あくまで目安として受け取りましょう。
#3:運営元の法律事務所などから連絡が入ることもある
借金減額診断を利用した場合、運営元である法律事務所や司法書士事務所などから連絡が入る場合もあります。
多くの借金減額シミュレーターが無料で提供されているのは、運営元である法律事務所などが将来の見込み客を獲得する狙いがあるからです。
診断結果は画面上で伝えられることもありますが、時には運営元から直接連絡が着て結果を伝えられることもあります。
とはいえ個人情報を悪用するために運営しているものではなく、運営元にも利益があることを前提に無料で提供されているものなので、しっかりしたホームページの診断ツールを使えばとくに問題はありません。
(2)借金減額診断のメリット
借金減額診断のメリットは以下の3つです。
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ここからは上記3点について詳細をまとめておりますので、気になる方はチェックしてください。
#1:無料で診断してもらえる
借金減額診断はネット上で無料でシミュレーションできるものがほとんどです。
法律事務所や司法書士事務所の中には、相談費用が発生するところもあるため、料金不要で減額できるかをチェックできるのは利点と言えるでしょう。
#2:周りにバレる心配がない
借金減額診断はネット上で行うため、家族・恋人・職場の同僚などにバレることはまずありません。
シミュレーターに情報を入力したからといって周囲の人に知らされるということもないからです。
#3:自分の好きなタイミングで診断できる
借金減額診断はネット上で提供されるツールを使うため、自分の好きなタイミングで診断ができます。
弁護士や司法書士に相談する場合はお互いのスケジュールを合わせたり、事務所への往復や相談の時間を確保しなくてはいけません。
その点診断ツールは法律事務所が開いていない時間でも使えるため、無理に時間を作る必要がないのが利点です。
2.借金減額診断とは?シミュレーションの仕組みを解説
ネット上に無料で提供されている借金減額診断ツールは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。
ここからは借金減額シミュレーターの仕組みや特徴について解説します。
(1)法律事務所や司法書士事務所が運営している
借金減額シミュレーターは個人情報を集めようとする悪徳業者ではなく、法律事務所や司法書士事務所が運営しているケースが多くなっています。
実際に借金減額の手続(任意整理・個人再生・自己破産など)を行う場合は専門知識が必要であるため、最終的に弁護士や司法書士に相談することになります。
つまりむやみに無料診断ツールを提供しているわけではなく、将来の依頼者を呼び込むための手段として運営されているので、決して怪しいものではありません。
(2)今の借金をどのくらい減らせるかがわかる
借金減額シミュレーターはいくつかの必要事項を入力するだけで、今の借金をどのくらい減らせるのかをチェックできます。
ちなみに入力する情報は、以下のような事項と考えて問題ありません。
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※△印の事項はツールによって必要ない場合もあります。
借金を減額したいけど専門家に相談する前にある程度の目安をつけたい方は、1度無料の借金減額診断を使ってみてはいかがでしょうか。
(3)借金減額診断の利用者は年々増加している
借金減額診断を利用する人の数は年々増えてきています。
インターネットが広く普及するまでは、借金減額の相談も直接弁護士や司法書士にお願いするしかありませんでした。
しかしほぼ全ての人がスマホを持っている現在では、より手軽に診断してもらえる借金減額シミュレーターを使う人が多くなっているのです。
3.借金の減額をしたいなら弁護士に相談するのがおすすめ
自分で借金減額診断をした結果、借金を減らせる可能性があると出たら、法律の専門家に相談してみることをおすすめします。
相談先は弁護士と司法書士のどちらでもかまいませんが、弁護士に頼んだ方が手間がかかりません。
ここからは借金の減額手続は法律の専門家に依頼するべき理由と、弁護士と司法書士が扱える案件の違いについて解説します。
(1)借金の減額手続には法律の知識が不可欠
実際に借金の減額をしたい場合は、債務整理の手続(任意整理・個人再生・自己破産)を行うことになります。
ただし上記のような手続には法律の専門的知識が不可欠であり、個人がご自身で行うのは難しいのが現状です。
そのため借金の減額手続をする際は、法律の専門家である弁護士や司法書士に相談・依頼することになるでしょう。
(2)弁護士と司法書士の違い
借金の減額手続は、弁護士と司法書士のどちらに相談しても問題ありません。
ただし司法書士には140万円を超える案件は扱えないという制限があり、弁護士は案件の金額に制限がないという違いがあります。
つまり抱えている借金の金額や件数が多く、ある程度大きな減額が見込まれる場合には、司法書士ではなく弁護士に相談した方が確実です。
弁護士法人みずきでは債務整理に関わるご相談には無料で対応しておりますので、借金の減額を検討している方はぜひご相談ください。
まとめ
この記事では借金減額診断のデメリット・メリットと診断の仕組み、実際に減額手続をする際は弁護士に依頼すべき理由についてご紹介しました。
借金の減額を弁護士に相談するための事前準備として、無料の借金減額診断を受けるのはとても良いことですし、とくにデメリットが発生することもありません。
ただし入力された情報から機械的に診断した結果なので、実際に借金の減額ができるのかどうかは弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人みずきでは債務整理に関わるご相談には無料で対応しておりますので、借金の減額手続をしたい方は最寄りの事務所までお問い合わせください。
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