カードローンは信用情報に影響がある?事故情報が登録される二つのパターン
「カードローンをすると、信用情報に傷が付くのか」
「カードローンで事故情報が登録されるのはどんなときなのか」
カードローンの利用を検討している方の中には、カードローンを利用することで信用情報に傷が付くのではないかと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、カードローンを利用すると信用情報に影響があるのかについてご説明します。
また、信用情報に傷が付く(事故情報が登録される)パターンや、そのデメリットについても解説するので、気を付けてカードローンを利用しましょう。
1.カードローンを利用すると信用情報に影響があるのか
結論から申し上げると、カードローンを利用しただけでは、信用情報に影響はありません。
カードローンはただ借金をしているだけなので、信用情報を心配している方は何の心配もする必要はないでしょう。
2.カードローンで信用情報機関に事故情報が登録される二つのパターン
ただし、カードローンを利用することにより、信用情報機関に事故情報として登録される場合があります。
そのうち、以下では、二つのケースを見ていきましょう。
(1)延滞を繰り返す
カードローンの返済で延滞を繰り返すと、信用情報機関に事故情報が登録されます。
カード会社によっては数回延滞した程度では信用情報に影響が無い場合もありますが、返済期日が決められている以上は、一回も延滞しないように管理しなければなりません。
返済期日を1日でも過ぎると延滞になるので、必ず返済期日前日に毎月の返済金額分が指定口座に入っているか確認しましょう。
(2)債務整理をする
債務整理をした場合も、信用情報機関に事故情報が登録されます。
借金の減額や免除などを法的に解決する手段を債務整理といい、債務整理を行えば、カードローンの借金を減らすことが可能です。
債務整理には、以下の三つの方法があります。
- 任意整理:利息のカットや返済期間の再設定により返済負担を減らす手段
- 個人再生:裁判所を使った手続で、負債総額を目安5分の1に圧縮した上で、3年分割をしていく手段
- 自己破産:原則として全ての借金を免除する手段
どの方法を選択するかは借金額や返済能力次第ですが、一般的に、カードローンの利用限度額は500~800万円であることが多いため、任意整理や破産の手段を取るケースが多いでしょう。
いずれにしても債務整理をする場合は法的知識が必要なので、カードローンの返済に困ったら弁護士に相談することをおすすめします。
3.信用情報機関に事故情報が登録された場合のデメリット
信用情報機関に事故情報として登録された場合、クレジットカードの利用ができなくなる、新規のクレジットカードの契約ができなくなる、賃貸物件を借りる際、保証審査に通りにくくなる等のデメリットがあります。
まとめ
本記事では、カードローンを利用する場合において、信用情報に事故情報が登録されるケースやデメリットなどについて解説しました。
カードローンを利用するだけでは事故情報として登録されることはありませんが、返済が延滞したり債務整理手続を利用する場合には注意が必要です。
信用情報機関に事故情報として登録されないよう、計画的に返済することができるようにしましょう。
債務整理でこんなお悩みはありませんか?
もう何年も返済しかしていないけど、
過払金は発生していないのかな・・・
ちょっと調べてみたい
弁護士に頼むと近所や家族に
借金のことを知られてしまわないか
心配・・・
- ✓ 過払金の無料診断サービスを行っています。手元に借入先の資料がなくても調査可能です。
- ✓ 秘密厳守で対応していますので、ご家族や近所に知られる心配はありません。安心してご相談ください。
関連記事