アスベストの健康被害を弁護士に相談するメリットとは?相談から解決までの流れ
「アスベストが原因で病気になってしまったが、どこに相談すればいいのだろう?」
「アスベストに関連した病気にかかったときに給付金を申請できると聞いたけど、弁護士に相談するメリットは何があるのか?」
アスベストの健康被害に遭った方の中には、アスベストに関する相談を弁護士にしようか検討している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、アスベストに関する悩みを弁護士に相談すべき理由や弁護士に相談してから解決までの流れについてご紹介します。
1.アスベストに関する悩みを弁護士に相談するメリット
アスベストに関する悩みを弁護士に相談すべき理由はいくつかあります。
主な理由は以下の4つです。
- どのような手続きを行うべきか方針を相談できる
- 給付金や和解金の要件を充たすかどうか判断できる
- 自分に有利な形で解決に導ける
- 給付金請求・訴訟の手続を依頼できる
アスベストの解決方法は複雑で条件も細かいため、解決に至るまで時間がかかってしまいます。
弁護士に相談すれば、これらの理由によりスムーズに解決することができるので、前向きに検討してみてください。
(1)どのような手続きを行うべきか方針を相談できる
アスベスト被害に対して利用できる手続きはさまざまです。
しかし、手段が多いことで、自身がどの手続きを利用すべきか迷ってしまうことが考えられます。
弁護士に相談すれば、具体的な事情に即して、どのようにすればアスベスト問題の解決に至るか、方針を相談することが可能です。
訴訟をすべきなのか、給付金制度を利用できるのか等、被害者の状況に応じて解決までの手段が異なるため、弁護士に状況を説明していただければ、最適な解決方法を提案することができます。
(2)給付金や和解金の要件を充たすかどうか判断できる
アスベスト被害にあった方は、建設アスベスト給付金やアスベスト訴訟等の救済手段がありますが、これらの手段はいずれもいくつかの要件が課されています。
たとえば、建設型アスベストの被害者(建築作業に従事してアスベストによる健康被害を受けた者)の場合、建設アスベスト給付金制度を利用することが可能です。
ただし、利用するには以下の3つの要件を充たさなければなりません。
- 以下の期間に該当業務に従事していること
期間 | 業務 |
昭和47年10月1日から昭和50年9月30日 | 石綿の吹付け作業に係る建設業務 |
昭和50年10月1日から平成16年9月30日 | 一定の屋内作業場で行われた作業に係る建設業務 |
- 実際に石綿関連疾病にかかっていること
- 労働者や一人親方(労働者を雇用せずに自分自身と家族などだけで事業を行う事業主)、中小事業主(家族従事者等を含む)であること
これらの要件を各自で判断することは容易ではありません。
その場合に弁護士に当時の状況を説明し、建設アスベスト給付金の請求対象者か明らかにすることができます。
訴訟となると要件を充たしているかの判断や手続がさらに複雑なので、訴訟を提起して損害賠償を請求できる見込みがあるのか事前に弁護士が判断することができます。
(3)自分に有利な形で解決に導ける
弁護士に被害状況を説明することで、被害者が最も恩恵を受けられる形で解決する手段を提示することができます。
アスベストによる被害者は、給付金や訴訟以外にも補償を受けることが可能です。
たとえば、労災保険や石綿健康被害救済制度など、さまざまな救済制度が設けられています。
最も納得のいく形で解決するために必要な情報を弁護士が提供することができます。
(4)給付金請求・訴訟の手続を依頼できる
アスベスト問題を解決するために、建設アスベスト給付金制度の利用やアスベスト訴訟の提起を行う場合、弁護士にそのまま手続を依頼できます。
相談から手続依頼までスムーズに進むため、速やかに手続を進めることが可能です。
特に訴訟を提起する場合は、弁護士に依頼いただいた方が良いシーンが多くあるため、訴訟を検討している方は一度弁護士に相談されてみてください。
2.弁護士法人みずきに相談する3つのメリット
弁護士法人みずきでは、アスベストによる健康被害のご相談に力を入れております。
アスベストに関する悩みを当事務所に相談するメリットは以下のとおりです。
- 相談料が無料
- 電話・オンライン相談対応
- 平日夜間・土日祝日の相談可
どこに相談しようか迷っている方は、当事務所への相談も検討してみてください。
(1)相談料が無料
アスベストに関する健康被害のご相談料は当事務所の場合は無料です。
当事務所の弁護士が相談者の状況を伺い、給付金や訴訟要件の対象となる可能性があるかについて丁寧にご説明します。
また、対象者の方には、手続方法や解決に至るまでの流れ等をお伝えするので、安心して解決に向けて取り組むことが可能です。
(2)電話・オンライン相談対応
電話・オンライン相談にも対応しております。
当事務所は、東京と栃木に事務所を構えていますが、来所が難しい方もたくさんいることでしょう。
来所が難しい方やちょっとした疑問を解消したい方は、ぜひ電話やオンライン相談をご利用ください。
直接対面することはできなくても、丁寧で分かりやすいご説明をさせていただきます。
(3)平日夜間・土日祝日の相談可
当事務所では、平日の夜間や土・日・祝日の相談も受け付けております。
平日の営業時間は9:30~21:00、土曜日は9:30~18:00です。
平日は21時まで営業しているため、お勤めの方でも都合の良い時間に相談することができます。
また、事前に予約していただければ、日曜日や祝日も相談可能です。
当日予約にも対応しており、思いたったときにご相談いただけます。
なお、予約が集中してスケジュールの調整が困難な場合は、別の日時でご案内させていただく場合がありますので、予めご了承ください。
3.弁護士に相談してから解決までの流れ
当事務所に相談してから解決までの一連の流れについてご紹介します。
主な流れは以下のとおりです。
- 問い合わせ・ご相談
- 契約・証拠収集
- 給付金請求・裁判
- 給付金などのお受取り・ご精算
スケジュール調整等の参考にしてみてください。
(1)問い合わせ・ご相談
まずは、電話や問い合わせフォームで予約していただき、ご相談ください。
担当弁護士が制度の説明や賠償金を受け取るための流れについてご説明します。
(2)契約・証拠収集
ご相談の結果、当事務所にご依頼いただける場合は、手続きについて委任契約を締結します。
そして、手続きを進めていくための必要な資料等を収集します。
基本的には担当弁護士が証拠収集を行いますが、依頼者側で用意していただくものもあるので、資料収集にご協力をお願いいたします。
用意していただく際には、取り寄せ方法の説明などサポートさせていただきますので、ご安心ください。
(3)給付金請求・裁判
給付金請求や訴訟提起の手続を行います。
建設型アスベストの被害者は建設アスベスト給付金、工場型アスベストの被害者は裁判による請求を行う可能性が高いです。
行う手続きや、請求が認められる見込みなど、打ち合わせを行いながら進めていきます。
(4)給付金などのお受取り・ご精算
給付金や裁判で受け取った損害賠償金の中から弁護士費用をお支払いいただくことになります。
なお、報酬割合は手続によって異なるので、詳しくは当事務所のホームページをご確認ください。
まとめ
アスベストに関するお悩みは速やかに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談することで、解決に至るまでの方針を決めたり、最適な方法をご提案することが可能です。
弁護士法人みずきでは、アスベストの被害に遭われた方に寄り添って問題解決に取り組ませていただきます。
無料で相談でき、電話やオンライン相談も受け付けておりますので、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。
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