債務整理の弁護士費用が払えないときは?対処法や弁護士に依頼するメリットをご紹介

執筆者 大塚 慎也 弁護士

所属 埼玉弁護士会

弁護士相談は敷居が高い、そういう風に思われている方も多いかと思います。
しかし、相談を躊躇されて皆様の不安を解消できないことは私にとっては残念でなりません。
私は、柔和に皆様との会話を重ね、解決への道筋を示させていただきます。
是非とも皆様の不安を解消するお手伝いをさせてください。

「債務整理を利用するときにかかる費用はどのくらいなのか知りたい」
「債務整理に必要な費用が払えない時にはどうしたらいいの?」

債務整理の利用を検討している方の中には、どのくらいの費用がかかるのか、また費用が払えないときはどうしたらいいのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

債務整理の手続の中には、任意整理、個人再生、自己破産の手続があります。

いずれの手続においても、専門的な知識や高度な交渉が要求されるため、手続の利用にあたっては弁護士へ依頼することが一般的です。

しかし、弁護士に手続を依頼することで弁護士費用がかかることになります。

本記事では、債務整理の弁護士費用が払えないときの対処法や主な費用についてご紹介します。

1.債務整理の弁護士費用が払えないときの対処法

債務整理の弁護士費用が払えないときの対処法としては、分割払いが可能な事務所を選ぶことが挙げられます。

費用が一括で支払えないなどの事情があれば、法律相談時などに予め伝えておくことも大切です。

特に、個人再生や自己破産になれば数十万円の元手が必要なので、分割払いができる法律事務所を選びましょう。

分割払いに対応しているかどうかは法律事務所のホームページなどから確認できる場合もありますので、事前に情報収集をしておくこともおすすめです。

弁護士法人みずきでは、弁護士費用に関しては分割払いの相談も受け付けているため、債務整理の費用の支払いで不安な方はご相談ください。

2.債務整理に要する主な費用

債務整理を弁護士に依頼すると、さまざまな費用が発生します。

主な費用項目は以下のとおりです。

  • 着手金
  • 報酬金
  • 手数料
  • 実費

法律事務所によって設定されている費用に差があるため、債務整理を相談する際に、トータルの弁護士費用も確認しておきましょう。

当事務所の費用に関しては、HPの料金ページをご確認ください。

また、債務整理の中でも、個人再生や自己破産は裁判所を介して行われる手続であるため、弁護士費用の他に裁判所費用がかかります。

特に、自己破産においては、借金総額に応じた予納金と呼ばれるまとまった金額を裁判所に納める必要があります。

そして、この予納金については、分割払いは認められておらず、一括で支払う必要があることにも注意が必要です。

このように、選択する手続や費目によっては相場や支払方法に大きな違いが現れてくることもあります。

手続の利用に際しては、全体としてどの程度の金額がかかるかだけでなく、分割払いの可否まで含めて弁護士に相談・確認することをおすすめします。

3.費用がかかっても弁護士に依頼するメリット

先ほど、自分で手続をするにはハードルが高いという理由で、弁護士への相談を推奨しましたが、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介します。

弁護士に依頼する主なメリットは以下の3つです。

  1. 手続の手間を省ける
  2. 督促や取立てが止まる
  3. 理想の形で解決できる

弁護士に相談するか迷っている方は、これらのメリットを一通りチェックして、再度検討してみてください。

(1)手続の手間を省ける

弁護士に依頼することで、手続の手間を省ける点が大きなメリットです。

債務整理の手続をするためには、取引履歴の請求や返済計画の作成、債権者との交渉等を全て行う必要があります。

専門的な知識が必要なシーンが多々あり、一般的に立場が弱いとされる債務者が債権者と直接交渉をするのは極めてハードルが高いです。

また、個人再生や自己破産の際には裁判所へ提出する書類が多く、どれか一つでも欠いてしまうと手続が開始されずに終了してしまう可能性があります。

そのため、法的な知識だけでなく、実務経験にも裏打ちされた対応が必要とされる場面も少なくありません。

弁護士に債務整理の手続を一任することで、これらの手間をかけずに、借金問題を解消することができます。

(2)督促や取立てが止まる

弁護士に債務整理を委任すると、債権者に対して受任通知を発送するため、一時的に債権者からの督促や取立てが止まります。

債権者からの督促や取立ては大きなストレスになりがちです。

督促や取立てが止まれば、ストレスの緩和につながります。

また、督促や取立てが止まることにより、借金の支払いも一時的に停止します。

そのため、この間に手続費用の捻出や積み立てに動くことも可能です。

現時点で債務整理費用を払えなくても、分割払いにより弁護士に依頼することができるので、安心して手続を進められるでしょう。

(3)理想の形で解決できる

弁護士が債務整理の手続を行えば、債務者にとって理想の形で解決できる可能性が高まります。

無事に解決するためには、返済計画等を作成して、債権者や裁判所に認めてもらう必要があります。

弁護士は交渉のプロで、数多くの実績をもとに交渉に臨むため、債務者に有利な形で交渉が終わる可能性が高いです。

また、個人再生や自己破産では裁判所とのやりとりがありますので、実務経験の豊富さも重要な意味を持ちます。

債務整理の経験が豊富な弁護士に依頼して、債権者との交渉を任せましょう。

まとめ

債務整理を弁護士に依頼すると、弁護士費用が発生します。

特に個人再生や自己破産になると高額の費用が発生するので、払えるか不安に感じている方もいるかもしれませんが、分割払いに対応している事務所もありますので、特に心配する必要はありません。

弁護士法人みずきでは、債務整理に関する相談は無料で受け付けており、弁護士費用の分割払いにも対応しています。

もっとも、裁判所へ納める費用については分割による支払いができないものもあるため、弁護士のサポートを受けながら対応をすることが大切です。

当事務所はこれまで数多くの債務整理事件に携わっており、その経験を元に最適なサポートをご提案させていただきますので、借金でお困りの方はお気軽にご相談ください。

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執筆者 大塚 慎也 弁護士

所属 埼玉弁護士会

弁護士相談は敷居が高い、そういう風に思われている方も多いかと思います。
しかし、相談を躊躇されて皆様の不安を解消できないことは私にとっては残念でなりません。
私は、柔和に皆様との会話を重ね、解決への道筋を示させていただきます。
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